top of page

7月11日(土曜日)空ログと明日のグランボレ

  • 執筆者の写真: 小林晋
    小林晋
  • 7月11日
  • 読了時間: 4分

今日の空ログ

やや雲が多い朝からスタートです。朝から練習熱心な講習生とEXP生。一般のパイロットでフライトスタート。僕もウィンドダミーとハーネスのセッティングのためフライト。午前中の1本目ですが対流を感じる大気の状態。よくなりそうです。

そして2本目。入山する人も増えてきてさらによくなりそうです。手応えはあるもののどうしても日射が続かずに苦戦。このまま風が強くなって終わるのは避けたく、もう一度サーマルを探しに小林がテイクオフ。

少し苦労しましたがサーマルに乗ってテイクオフ高度を突破。続くソアリングパイロットの皆様にエールを送ります。その後は徐々に日射エネルギーも安定。サーマルも強くなり1600M付近までサーマルが上昇して雲底高度に達しました。三峰沼上空からくびれぐらいまではソアリングで動けていたようです。地表付近はやや東南東寄りの風が強く谷風が強まる傾向が心配されたため早めのランディングで14:30にはフライトを終了しました。


不安定な予報傾向ではありましたがみなさま無事にソアリングフライトを楽しめました。早めのランディングであったので、すこし気象についての学習をすすめました。


明日のグランボレ


【明日のグランボレパラグライダーフライト予想まとめ】

明日はパラグライダーのフライトはやや難しい予報です。フライトできるチャンスはありそうです。風向きの傾向は北風になる可能性があります。気圧差が小さくあまり強い風の予報にはなっていません。気温上昇によって対流が起これば谷風になり南風になることを期待したいところです。実際には寒気が南下する予報であり今日より気温も下がります。本日土曜日からはっきりと天気が崩れる傾向にはなっていますので、お時間があればエリアに来てみてください。。ダメなら学科講習・セーフTEAミーティングありです!お楽しみに!


【24時間予想天気図】

日本は東の海上に中心がある高気圧に引き続き覆われています。中国大陸から進んでくる低気圧から高気圧に向かって気圧の谷があります。この影響で北日本・東北地方は天候が崩れる予報となっていて東日本もその影響がありそうです。


【数値予測モデルなど】

予測モデルにばらつきがみられます。天候としては雲が多めですが、そこまで雨の心配はなさそうです。風向きは北風の予報が多くみられますが南向きに変わる予報もあり、やや不確実性の高い予報傾向となっています。


【高層天気図など】

アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図

上層の高気圧中心5940Mと非常に背の高い高気圧が四国沖にあります。とくに西日本~東北地方は500hPaで5880Mの高気圧におおわれています。5820M高度線で弱い気圧の谷。北海道西部では寒気があり強い降水を観測したようです。マイナス6℃の寒気も東北地方あたりに南下しています。条件的に下層にあたたかい空気と上層にやや冷たい空気。サーマルが発生しやすい条件になったようです。


極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図

500hPa5820Mで北日本で気圧の谷が接近しています。東北地方から北は正渦度域で特に北海道の西南部に正渦度極大域があり上昇が活発になり雨雲が発達したようです。東日本では850hPaで下層暖湿気が入り込み上層の換気の影響で対流が活発になったようです。


アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図

明日は寒気を伴う気圧の谷の通過がはっきりとありそうです。それにともなって5880M高度線も南下(後退)して高気圧の勢力yも弱まりそうです。寒気の強さは5880Mでマイナス6℃。それほど強くはありませんが本日土曜日に比較して本州の南海上まで寒気が南下する予想となっていますので本日よりも一層天気の推移に注意が必要です。


極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図

7月11日(土曜日)の夜から12日(日曜日)の午前中ににかけて5880M高度線が東日本中心に後退します。変わって上層は気圧の谷が進んできます。東日本は進んでくる気圧の谷の後面で寒気移流の影響を受けやすくなります。正渦度域もひろがり上層にも雲が広がりやすくなります。北風になりやすく仮装では北日本中心に降水も解析されています。



【ソアリング予報など】

注意が必要な気象条件となりそうです。上層に雲が多く、天候はあまり良くない予報です。北から北西の風が予報されています。この予報の場合はソアリング高度としてはあるもののテイクオフはできない状況が続くものと考えられます。





コメント


bottom of page