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7月17日(金曜日)空ログと明日のグランボレ

  • 執筆者の写真: 小林晋
    小林晋
  • 7月17日
  • 読了時間: 6分

今日の空ログ


今日はこの報告だけで十分なハズ!

初飛び!おめでとうございます!!



朝から非常に不安定な空模様。雲底は低い。湿度は高い。気温は高い。

昨夜の夜入り。今朝の早い時間スタートで見事に初飛びチャンス掴みました。

結果として本日2本の高高度飛行を達成!

素晴らしいフライトでした!


フライトは早い時間で見極めて雲の発達の影響が及ばないところで終了。

周囲は至る所で降水を観測。


グランボレも午後には雨が降って涼しくなりました。


明日のグランボレ


【明日のグランボレパラグライダーフライト予想まとめ】

空読みが難しい状態が続いています。明日もパラグライダーでフライトできるチャンスはあると思います。本日とは違って非常に激しい雨や雷雨のような不安程度はひとまず収まります。接近中の前線と気圧の谷の影響をうけます。北からの高気圧の張り出しによって北東気流の影響を受けやすいので雲が多そうです。


【24時間予想天気図】

明日は日本海から前線上に発達した低気圧と気圧の谷が東へ進んできます。オホーツク海の先アリューシャン列島付近から日本にむかって高気圧が張り出しています。この高気圧を回る非常に暖かく湿った空気の影響と日中の昇温の影響で大気の状態が非常に不安定になっています。


【数値予測モデルなど】

予測モデル差異があるようで似たような傾向値です。降水を予測しているモデルが多いので雨は降りやすい予報と言えると思います。雨の止む時間帯はあるようです。このあたりの予報は不確実性もあり、あくまで傾向として捉えて実地で雲のでき方などを観測しながらのフライトになりそうです。


【高層天気図など】

アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図


今日の午前中の実況図です。 300hPa

・9360M付近に寒冷渦がある。

・寒帯ジェット気流はその、もう少し南で9600M付近を日本にむかって東へ進んだ後に北海道付近から北上、オホーツク海あたりで急激に大きく北上する。カムチャッカ半島北あたりで再び南下。大きな蛇行がみられる。このジェット気流の蛇行は日本の東海上で高気圧勢力を強める。

・難しいのは亜熱帯ジェット気流の解析で9840M付近でほぼ西から東への流れだが三陸沖で急激に南下する。状態として寒気を南海上へ南下させやすい。


500hPa

・5580m付近サハリン付近に寒気マイナス12℃を伴う寒冷渦がある。これはここ数日移動する傾向が見られないので寒冷渦で良いと思います。

・寒帯ジェットの大きな北側への蛇行に対応してオホーツク海からカムチャッカ半島沖に非常に強いリッジがある。地上で高気圧を強める。

・寒帯ジェット気流との対応を考えると、5760M付近に寒冷渦から伸びるトラフあり。

・それとは別のトラフが5820M高度線朝鮮半島の北西部にあって東進するとみられる。

理由はジェット気流との対応が良さそうなため。

・5880M高度線亜熱帯高気圧は九州南部ぐらいまで後退した。これによって高気圧性の地以降安定層が弱まり、17日は不安定な大気状態となったと思える。

・東日本の広い範囲で暖気移流先のジェット気流の蛇行による北の高気圧かの公園から吹き込む風の影響か?


結論

サハリン付近には500hPaで−15℃前後の寒気を伴う寒冷渦があり、その南側から日本付近へ弱いトラフが伸びていた。一方、前日まで日本付近を覆っていた5880m以上の亜熱帯高気圧は南へ後退し、関東では高気圧性沈降と安定層が弱まった。東海上の高気圧縁辺から下層の湿った東〜南東風が流入し、前日まで蓄積した暖湿気、地表加熱、山地収束に上空寒気と正渦度移流が重なったことで、午後の積乱雲・局地的雷雨が発達しやすい場となった。


アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図

湿った空気の流れが日本を南北に通り東へ抜けています。前線の通過があったようです。


極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図

700hPa

・東日本は南から南東向きの風。北日本付近まで南風の移流。風速は10ノットぐらいで弱い。

・気温は11度前後で暖かい。

・湿数は0.9と飽和しやすい状態がみられた。

中国地方・日本海側からの西からの風が20から15ノットぐらい。中部地方で収束がみられるために上昇気流が発生しやすい状況。


850hPa

・南向きの風が沿岸部10ノット。19.8度。かなり北まで暖気移流。

・ところどころで湿数が低いエリアとくに東日本は湿数が低く飽和しやすい。

・850hPa朝鮮半島南から風向きが西から南西の風で20ノット湿数がやや高いエリアがあり前線をの存在を疑う。

500hPa渦度

・東日本は等高線が東に北上する弱いリッジだったが正渦度が高く対流が起きやすい場だった。

・特に中部。北陸・関東北部から南部にかけて正渦度域が広がっている。

・先ほど解析した5760Mのトラフ付近に正渦度極大域が解析されている。

850気温700上昇流

・東日本で850hPaに南東向きの暖気移流

・東日本を中心に700hPaに上昇流。

・東北地方付近まで21度の暖気移流が見られる。


前日まで日本付近を覆っていた亜熱帯高気圧が南へ後退し、高気圧性の沈降と安定層が弱まった。850hPa付近には20℃前後の高温な空気と南〜南東寄りの流れがあり、地上付近から暖湿気が供給された。700hPaでは関東・中部周辺に湿潤域と上昇流があり、積雲が中層から上層へ発達しやすい状態だった。さらに500hPaでは寒冷渦から伸びる弱いトラフと正渦度域が重なった。これらに日射加熱、谷風、山岳収束が加わり、午後に局地的な積乱雲と雷雨・強雨が発生したと考えられる。


アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度天気図

東日本は引き続き850hPa下層1500M付近で21℃と非常に暖かい空気に覆われます。高気圧が弱まったから涼しくなるというものではなさそうです。


アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図

500hPa予想図です。東・北日本では5820M高度線が東へ北上。気圧の尾根の後面にあたります。このサハリンから北へ伸びる気圧の尾根が非常に高いので地上の高気圧を強めます。高気圧の西辺を回る暖かく湿った空気の影響は続きやすいです。また小笠原付近に新しく中心がある5880Mの高気圧が現れます。こちらも高気圧を強めそうです。朝鮮半島の東付近に進んでいた気圧の谷の影響をうけやすくなります。


極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図

明日はT=12、17日の夜は東日本で正渦度域が明瞭ですが、T=24、18日の午前には東へ抜けそうなので少なくとも上層は回復傾向になります。下層は引き続き南・南東からの下層暖湿気移流がつづきそうなので、やはり雨の心配は必要なようです。




【ソアリング予報など】

明日もひきつづき限定的ですがフライトチャンスはありそうです。すっきりとしないお天気が続きますが、フライトコンディションを予想して事後に解析するのはとても有益だと思いますので自分なりの空読みをしてパラグライダーのフライトにぜひお越しください!ソアリングは期待できませんが。フライトチャンスはありそうです!


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