top of page

7月12日(月曜日)グランボレの週間天気予報解析をお届け

  • 執筆者の写真: 小林晋
    小林晋
  • 1 日前
  • 読了時間: 8分

今日の空ログはグランボレ週間天気予報の解析をお届けします。参照している天気図はこちらです。


週間予報支援図

週間予報支援図(アンサンブル)


今週の週間予報解析の簡単まとめ。

日付

フライト評価

主なリスク要因

7/15(水曜日)

△〜○

午後の南風強化、暖湿気、雲量増加

7/16(木曜日)

×

前線・トラフ、雨、風向急変、乱流

7/17(金曜日)

△〜○

残留湿気、朝の低雲、東風による不安定

7/18(土曜日)

北東気流の深さ、日射不足、低雲

7/19(日曜日)

保留

南東海上の低高度域、東寄り風、予報スプレッド

7/20(月曜日)

保留〜△

北〜北東風、トラフ位置、太平洋側の低雲・降水


今週の週間予報の傾向をまとめ。

太平洋高気圧が明瞭に北上した先週の傾向から変化します。7月15日(水曜日)グランボレ(群馬県東日本内陸)はフライト候補かつソアリング期待日となると思いますが、西から前線・トラフが近づくため午後から風と対流に注意が必要です。16日(木曜日)は前線・トラフ通過でフライト不可。17日以降はいったん高気圧性となるが、北東気流と太平洋南東上の低高度域の位置に大きな不確実性があります。群馬では低雲・日射不足・北東風の可能性を日々確認する必要があり苦労しそうです!週後半は「雨の有無」以上に、北東気流の深さと風向・雲底の変化がフライト可否を左右する。


以下は僕の学習・練習項目なので読む必要はありません。


500hPaの5日間平均

 7月12日前後5日間の平均

広域的には夏型で晴れやすかった。 山沿いや高気圧縁辺では局地的な対流性降水の余地があった

・特に九州南部付近に中心がある強い高気圧の北への張り出しがあった。

・5880M高度線は東北南部付近まで北上したため東日本でも真夏日を記録した。

・サブハイ亜熱帯高気圧の北上はあったが日本の東でトラフ。

・特に北海道から東北はトラフに近く寒気移流の影響があった。

・南西諸島は熱帯擾乱に由来する低圧部がみられ気温も負偏差

・九州・四国・中国地方・近畿地方では梅雨明けしたとみられる。

・真夏日・猛暑日になることがおおかった。


7月18日前後5日の平均

・サブハイをしめす5880M高度線が南下

・太平洋高気圧が弱まる傾向がみられる。

・5820m高度線は北海道付近にある。

・オホーツク海高気圧と亜熱帯高気圧との間で梅雨前線が活発になるおそれがある。

日本付近は北西側のトラフと南東海上の低高度域の間に入り、高度場が複雑化する

・南西からの暖かく湿った空気の移流によって降水量が増える心配がある。

・中国大陸5700M高度線から南に明瞭なトラフと気温偏差が低い場がある。

・トラフの東進によっては寒気の影響で荒れた天候の恐れがある。

・日本の南海上、太平洋側に広く気温偏差の低い場所がある。

南東海上に低高度域が予想される。

・その位置・構造次第で北東気流や湿った東寄りの風が強まる可能性

まとめ

特に週の後半はアンサンブル予報支援図で見られるように特定高度線のブレ幅が大きいため予報傾向が変わる可能性も大きいです。フライトできるチャンスはありますが前日の予報傾向をしっかりと見定める必要があります。

 


500hPa高度・850hPa気温・アンサンブル予報から渦度・850hPa相当温位・特定高度線・降水量予想頻度分布・フライト可否判断等


7月15日(水曜日) パラグライダーフライト可。良い日。ソアリング期待だが午後からの不安程度に注意

・東日本はリッジ

・日本海付近にトラフ

・西日本南岸から暖気移流の場。

・850hPaで18℃線が北海道付近まで北上し気温上昇

・一方でトラフ由来する寒気が中国地方に南下。

・高気圧を回る湿った空気の影響で荒れた天候の恐れがある。

・天気は西日本から下り坂になる

・日本海の5820M高度付近に正渦度の南への移流域がある

・東日本・北日本は負の渦度で天候悪化の懸念は小さい

・日本海付近に等相当温位の集中帯がある。前線の存在または前線活動の活発化に注意

・日本海側・西日本で降水確率が高い予報


7月16日(木曜日)

パラグライダーフライト不可。

・気象悪化に対して注意が必要な日

・トラフ接近・通過・トラフが近い北海道から東北・日本海側では悪天候に注意。

・暖気は北海道のさらに北まで押し上がる

・寒冷前線の通過の可能性がある。

・日本付近で等相当温位線の集中があり、前線の存在。または前線の活発化に注意

・特に南側では345K相当温位。大雨をもたらす可能性のある暖かく湿った空気の移流

・日本は全体的に降水確率が高い予報がでている。

前線通過に伴う急な風向変化


7月17日(金曜日)

パラグライダーフライト可。まずまず。ソアリング可能性はあるが日射は弱い。

北東気流に起因する低層雲

・日本はオホーツク海東にある高気圧の張り出しに覆われる

・広い範囲で天候は回復する傾向

・ただし、オホーツク海高気圧からの北東気流の影響で東北地方沿岸に寒気移流

・東北地方太平洋沿岸部では天候の崩れに注意

・東日本は高気圧に覆われて安定して晴れそう。

・九州地方では別の亜熱帯高気圧に覆われる。

・気温上昇においては地域差が大きくなりそう。

・日本は全体として負の渦度で高気圧性の沈降安定層の場

・温位の集中と日本海の低圧部に注意

・降水確率は低い予報傾向


7月18日(土曜日)

パラグライダーフライト可。(確度低い)まずまず。ソアリング可能性はあるが日射は弱い。金曜日よりも雲底が下がる可能性・北東気流が浅ければ内陸部の晴天域、深ければ低雲・弱い日射

・北日本・東日本は上層でリッジ寄り

・ただし北東からの冷たい空気を運んでくる可能性がある。

・下層では北東気流の可能性

・南側には暖湿気

・予報スプレッド拡大

・850hPaでは北海道付近に寒気の移流がみられる。

・東日本から西日本では高気圧後面を回る暖湿流の移流がある。

・そのため高気圧に覆われてはいるものの天候はやや不安定。

・東日本は高圧部と高圧部の気圧の谷になりやすい

・すっきりとは晴れにくい

・降水確率は低い予報傾向なのでまとまった雨にはならない見込み

・またこの日ぐらいから特定高度線のブレ幅が大きい。

・そのため予報傾向が変わる可能性がある。


7月19日(日曜日) 

現時点では判断がむずかしい。可否判断保留

・不明瞭かつ予報の誤差が大きくなりそう。

・日本は東北地方に中心がある背の高い高気圧におおわれる。

・リッジ場で東日本を中心に大きな崩れはなさそうにみえる。

・南東海上の低高度域

・東寄り気流の可能性

・500hPa特定高度線のスプレッド

・関東の850hPa気温偏差のばらつき

・太平洋南岸にある低圧部の影響を受ける可能性。

・寒冷渦か?

・高気圧を回る風と低圧部に向かう風

・それらが合わさりやすい関東地方沿岸部を中心に天候の崩れに注意が必要

・850hPaでは寒気の移流もみられるためやや警戒が必要。

・温位の集中は見られなくなる

・降水確率は低予報傾向

・前日同様に高度線にブレ幅が大きいので予報が変わる可能性がある。


7月20日(月曜日)

現時点では判断が難しい(不可の可能性もある)

トラフ傾向が明瞭だと群馬県は北寄りの風が吹きフライトに適さない可能性がある。

・西日本はリッジ場がつづく。

・太平洋南岸の低圧部が寒冷渦である場合は予報に大きく影響がある。

・850hPaで日本の太平洋岸に寒気あり・東日本は5880m高度線がトラフ傾向。

・予報支援図よりアンサンブルの方がトラフが明瞭で天候悪化の懸念が高まる。

・太平洋南の低圧部に近い沿岸部は寒気の影響もあり天候の崩れの心配がある。

・850hPaの温度移流をみても低圧部に向かう気流の流れがある

・東日本・北日本は太平洋側を中心に天候悪化の可能性がある。

・降水確率はやや低い傾向。

・特定高度線はブレつつも似たような曲線で東に大きなトラフを解析。



東経135度における500hPa高度線断面図の推移

6月下旬から7月上旬にかけて5880M高度線が北上。

・特に7月7日以降は北緯40度付近まで北上。

・サブハイ・太平洋高気圧が強まった。

・7月12日前後までその傾向が続いたが週の後半で南下。

・太平洋高気圧の影響は弱まる傾向が見られる。

・7月20日あたりの5880m高度線のつよまりは別の要因。

高緯度側のリッジ強化と東海上低高度域の間で、5880m線が再び北上している


850hPa気温偏差予想

・札幌は平年より高い傾向がつづく。解析されていた南西からの暖気移流を裏付ける。

・舘野は15日のリッジ場で高い予報。それ以降はばらつきがあるが特に18日以降に偏差が低い予報

 ・舘野地点における週の後半はメンバー間の誤差が大きい

 ・舘野地方の16日から17日にかけては暖気移流からトラフ通過。

 ・館野の低温偏差は必ずしも850hPaに強い寒気が入るだけではなく、

 ・北東気流

 ・厚い雲

 ・降水

 ・前線の北側

週後半は下層冷湿気と日射不足の可能性が高い。

 ・あるいは太平洋の低圧部の影響も考慮する必要がある。

・福岡はメンバ間の誤差が少なく平年並みかやや高い

・那覇も同様

上記2地点から日本の西日本から南は天候は安定傾向。東・北日本は通過するトラフ、オホーツク海高気圧、後半は太平洋南岸の低圧部の影響が考えられる。


最後のまとめ(感想)

・今週は太平洋高気圧の弱まりというか停滞傾向と太平洋側の低圧部でずいぶん悩みました。あとは日々の天気を頑張って追いかけます!

 



コメント


bottom of page