7月23日(木曜日)明日のグランボレ
- 小林晋

- 1 日前
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今日のパラグライダーフライト報告。
残念ながら本日は終日北風でフライトはできませんでした
明日のグランボレフライトコンディションは?
【明日のグランボレパラグライダーフライト予想まとめ】
明日のパラグライダーは久しぶりにフライトできそうな予報となっていますが、十分な注意が必要です。西から北西の風の影響が続きそうです。南風の予報は谷風の強まり(局地風)を予測したものと考えています。さらに前線は停滞傾向で湿った空気の影響をうけるため、対流が活発になる前の午前中のフライトが良さそうです。
【24時間予想天気図】

明日の予想図ですが、高気圧中心がやや西に移動しています。前線は変わらず東北南部から関東北部あたりに停滞しています。あすはこれまに滞留している非常に暖かい空気と前線の影響で不安定な天候に注意が必要です。
【数値予測モデルなど】

予測モデルはほぼ似たような傾向となっています。風は弱く南からの風を予測しているモデルが多いです。時間のズレはありますが午後からは雨・雷雨の予測が多く見られておりますので明日はパラグライダーがフライトできたとしても午後の天候には十分注意が必要です。
【高層天気図など】
アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図

今日の午前中の実況図。上層500hpaの高度場はやや理解しやすくなりましたね! ここ数日の天候に影響がある重要点を箇条書きに整理すると、
①300hPa9360M500hPa5700Mに寒冷渦が明瞭となって動きが遅い。
②日本は西尾根で東谷傾向が続きリッジの後面にあたり西から北西風の影響が続く
③300hPaで寒帯ジェット気流が中国内陸部で南西方向へ大きく南下。
④その後緩やかに朝鮮半島の北を北上して北上。
⑤北海道付近から緩やかに南下。日本付近で北上して暖気を日本へ運びやすい。
⑥500hPaでは5880M高度線、サブハイが以前北上して強い。
⑦この場だけでは特定できないが5820M付近に南西から西南西向きで40ノットから30ノットの風。
⑧下層の天気図と比較して前線を疑うこと
まとめ
明日は上層の5880Mの気圧の尾根が地上高気圧を強めます。この高気圧はさらに上層まで明瞭で非常に背が高く強い高気圧です。ただしロシア極東部あたりのリッジに対応した応機圧が強くまた北海道の北東部に寒冷渦が明瞭になってきました。このため前線があれば動きが遅くなりそうです。
アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図

今日の午前中の実況図。
①700hPaで20ノット以上のやや強い風が西から西南西で黄海を通過して日本海から東北南部へ。
②700hPaで湿数の小さいエリアは北海道の北に一部。中層はよく晴れている可能性が高い。
④下層850hPaでは700hPaの強風軸に対応して風の強いエリアが下層まで及んでいる。
⑤湿数が小さいエリアが850hPa強風軸に対応している。
⑥特に朝鮮半島の南、東北南部で湿数の小さいエリアがある。
まとめ
700hPaで湿数が小さいエリアはほぼなく、中層から上層は雲がすくなくよく晴れている状況を予測できる。ただし上層とほぼ一致して南西からの強風軸が存在する。上層では堅調ではないが下層850hPaでは湿数が小さいエリアが強風軸に沿うように伸びていることに注目。
極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図

今日の午前中の実況図。
①5700Mの寒冷渦が非常に気になる。
②アジアに広くトラフが伸びる。
③上記の2点は寒冷渦の停滞具合で今後の動きが変わるため予測しにくい
④東日本以西はは背の高い高気圧圏内
⑤5880M高度線の西側へのトラフに向かう部分に正渦度域がある
⑥東北から関東北部はその範囲内であり雲が広がる可能性がある。
⑦700hPaでは高気圧中心に対応するように暖気のコアが明瞭
⑧地上で気温が上昇しやすい。
⑨700hPaで関東から東北にかけて特に内陸部で上昇帯域が解析。
⑩関東から東北にかけて特に内陸部では昇温の影響によって雷雨やにわか雨の警戒が必要
まとめ
暖気移流は強い。下層暖湿気の影響。700hPaの上昇域、高気圧性の昇温が重なると、安定層を超えて対流が起こりやすく引き続き午後はにわか雨や雷雨に注意が必要。
極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図
アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図

①日本付近は5880M亜熱帯高気圧に覆われているものの尾根の中心が西へ移動。
②日本海付近が尾根で東谷の傾向となる。
③5700M付近の寒冷渦がトラフになるかどうか。 ④ロシア極東部に顕著なリッジがあって高気圧が強い。
⑤北上中のサブハイとの関係性でどのように動くかが重要。
まとめ
明日はやや気圧の谷。上層の風は西から北西の風になりやすい。
極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図

①T=12、T=24、20日ごろまで日本海側に気圧の尾根。東に谷の傾向が続く
②上記が続くと東日本は場の風として西から北西の風になりやすい。
③T=24 24日の方が正渦度域が移流するので天候悪化の懸念
④北海道付近に寒冷渦が停滞するとこの傾向が継続しやすい。
まとめ
やはり明日の南風は局地風による可能性が高く、その場合は谷風の強まりに注意が必要。
日本850hPa相当温位・風予想図

①局地的な大雨を記録した先週のような354Kという相当温位は南へさがっている。
②南西向きに伸びる風と西から吹いてくる強い風の合流するあたり。
③朝鮮半島南から日本海、北陸付近を通過している。
④348Kという以前高い相当温位が西から南西向きに移流
⑤相当温位線だけでは特定は難しいが上記のシアラインと上層の強風軸に合わせて前線が停滞と考えるべきか。
【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトはご覧の通りで雷雨の注意。おそらく局地風の影響かと思います。フライトできる南風だったとしても十分警戒してフライトする必要があります。


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