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8月17日(月曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想

  • 執筆者の写真: 小林晋
    小林晋
  • 1 日前
  • 読了時間: 8分

18日(火曜日)グランボレのフライトコンディションは?


【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】

飛行可否

可。

おすすめ時間

終日おすすめできる。

気象リスクについて

朝は低い雲底高度。日中は日照時間によって風が強まる可能性がある。雷雨などの大きな気象リスクは少ない。

予報信頼度

信頼できる。

講習生お勧めポイント

お昼頃の風が強い時間をのぞけば終日フライト練習ができそう。

ソアリング・XCポイント

湿った空気の影響は継続。ソアリングチャンス十分。ソアリング高度は1200mから1300m。1500m付近で雲底高度を予想。ただし今日よりも上層に雲が広がる可能性があり、予想高度よりも低い可能性もあります。

明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。日本のはるか東の高気圧はほとんど停滞し、日本付近への張り出しを続けます。一方、日本海西部の低気圧が沿海州付近に進み、低気圧から日本海にかけて気圧の谷となる見込みです。現在もこの付近では雨を観測。激しく降っているところもあります。この気圧の谷の影響をうけて本日よりも雲が広がりやすい予報となっています。グランボレがある群馬県北部はやはり東の高気圧からの湿った空気の影響がある予報傾向でやや雲が多い見込みです。日照時間にもよりますが、気温の昇温と露点差が大きくなれば雲は少なくなって対流。上昇して再び凝結となるリズム。サーマルがわかりやすく、きつくならない、おおきな気象リスクを伴わないソアリング・フライト日和となりそうです。明日18日以降は気圧の谷の影響具合が心配なので明日フライトできそうな人はぜひお越しください。


【パラグライダー気象予測の判断材料について】

・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあ

ります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!


【実況天気図と予想天気図など




現在のひまわり衛星画像、実況天気図と予想天気図です。ひまわりの衛生画像では関東地方の南部にやや濃い雲がかかっています。朝鮮半島付近の低気圧に対応して南から南西向きの風が強く吹き込んでいて雲を発達させているようです。この低気圧は上層のトラフとの対応が悪くなり概ね消滅していきそうですが、全体的に日本海に気圧の谷。湿った空気が向かいやすくなります。日本の東の高気圧はほとんで停滞しています。オホーツク海の高気圧は不明瞭まりました。日本のはるか南に高気圧が出現しています。見本の南側は変化が激しいのでこれからも注意してみていきます。明日18日以降は気圧の谷の影響具合が心配なので明日フライトできそうな人はぜひお越しください。



【数値予測モデルの比較】

明日の気象予測モデルの傾向です。予測モデルによって大きな差は見られなくなりましたので信頼感のある予報と言って良いと思います。傾向としては午前中はやや雲が多め。おそらく地表付近の雲底の低さも考慮されていると思います。徐々に気温があがり雲底高度も上昇。混合層が上昇して1500Mぐらいに雲。上層は気圧の谷の接近で薄雲が広がりやすい。そんなところではないでしょうか。明日もまずまずフライト日和と言って良いでしょう!


【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。

日本付近のリッジとトラフ

・千島近海に高気圧中心があってリッジ継続。5820m高度線がカムチャッカ付近まで北上。

・日本のはるか南に5940mの高気圧が出現

・5820mで朝鮮半島付近のトラフが先行。地上低気圧の対応がわるく地上低気圧はそれほど張った失い可能性もある。

・5700mマイナス12℃の寒気を伴うトラフがアムール川中流付近にあって東へ進んでいる。

サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)

・5880M高度線が明瞭になっって日本付近を北上

・小笠原沖付近に高気圧が出現

寒冷渦

・シベリア付近5580mに寒冷渦。

・三陸沖の弱い寒冷渦は東へ遠ざかったのかあるのかはたしてどうなのか?

・カムチャッカの東、アリューシャン付近の寒冷渦はやや衰弱して深いトラフになりつつある。

・その東に5940mの背の高いリッジ。

寒気・暖気

・マイナス6℃の寒気はさらに北上。

・寒冷渦としてみられた寒気は以前継続してい模様。ただし三陸沖からさらに東へ離れていく。

まとめ

東日本から東北を中心に5880m高度線(概ね夏の高気圧を示す)が北上してリッジの傾向がつづきます。不安定な天候の大きな要因の一つだった500hPa上層寒気(マイナス6℃)はさらに北上するため不安定な大気の状態が解消しつつあると考えて良いと思います。明日も引き続き南風。お天気は安定傾向です。湿った空気の流入はつづきますので雲量は上層の渦度分布。中層の湿潤空気の影響、下層暖湿気なども併せて考えましょう。にわか雨のリスクも下層から中層の大気の状態に影響されそうです。


【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温

・T=12、17日の夜にかけてマイナス6℃の寒気が北海道へ北上する

・T=24、18日の朝にかけて東北北部と北海道にマイナス6℃の寒気が引き続き残る。

・T=24、18日にかけて日本海側から暖気が東北地方沿岸部に進む。 ・寒気による上層不安定から暖気移流による中層不安定に変化があるかもしれません。

700hPa湿域

・T=12、17日の夜にかけて湿域が日本海に広範囲にひろがる。

・T=24、18日の朝にかけて湿域が日本海に広く広がる。

・日本海で上層の気圧の谷に対応して湿域。暖気移流の中層になっている。

700hPa上昇流・850hPa気温

・T=12、17日の夜にかけて日本海を中心に上昇域を解析予想。四国地方の一部・中国地方にもみられる。

・T=24、17日の朝にかけて西日本から東日本へ上昇域広がりを見せる。引き続き日本海側は広範囲に及ぶ予想となっている。

・850hPaでは日本の広い範囲で18℃等温線に覆われていて下層大気は暖かい。

まとめ

上層500hPaは寒気の場は解消し、気圧の谷による暖気の影響を受けやすい状態です。特に気圧の谷にむかう流れで東北地方付近まで暖気が北上し大気の状態が不安定になる可能性があります。気圧の谷にそして高気圧の縁辺を回る湿った空気が解析予想されています。西日本中心に鉛直流解析で上昇域が予想されているために雲は多そうな予想傾向です。東日本もその気圧の谷に向かう湿った空気の影響はあり中層で雲が多い見込みです。このあと下層暖湿気の強さもよく見ておく必要があります。


【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布

・T=12、17日夜にかけて南西の風と気圧の谷に対応して正渦度が日本海側を北東にむかう。

・T=24、18日朝にかけて日本海側の正渦度が東北方面に到達する

・総じて本日よりも渦度が高い状況で上層に雲が広がりやすい

850hPa気圧分布

・T=12、17日夜にかけて東シナ海に低圧部がある。

・T=24、18日朝にかけて東シナ海の低圧部が東へ移動するが継続する。

850hPa降水予測

・T=12、17日夜にかけて九州地方の北部・対馬付近で降水を解析予想。 ・T=24、18日朝にかけて九州北部・四国地方沿岸部・中部地方日本海側で降水を解析予想

・東日本では降水予想がみられない

まとめ

上層の正渦度分布が気圧の谷と南西からの風に対応して日本海側を東へ進むようです。上層の雲はそのエリアで広がりやすくなります。群馬県北部はその影響にかかるかどうかというところ。東シナ海に低気圧が進んでくる影響があり日本海側そして低気圧に向かう風の影響で四国や近畿地方の一部にも降水を予想している。上層から中層まで暖かい空気の場合は雲量は多くなる可能性はあるが不安程度が高いわけではないので下層暖湿気の強さがにわか雨などの降水に影響しそうです。


【日本850hPa相当温位・風予想図】

高相当温位

・T=12、17日の夜にかけて342Kのやや高い相当温位が南から移流。日本海側はさらに高く348Kの高相当温位が南西の強い風で移流する。

・T=24、18日の朝にかけて関東付近は330Kから336K。中部から北陸にかけてやや高い342K。

・T=36、18日の夜。やや相当温位がたかくなる336K

・T=48、19日の朝。相当温位の上昇傾向が南・南西の風のつよまりによってみられる

17日夜からの傾向では18日朝にかけて徐々に下層暖湿気の移流は弱まる傾向が見られている。ただし330Kから336Kは梅雨前線相当の湿った空気ではあり、ところによってはそれよりも高い342Kの移流があるため下層暖湿気は継続していると言って良い。19日日以降にかけては気圧の谷の通過の影響で南から南西の風でつよまり下層暖湿気の強まりが予想されています。

風速と風向き・前線・相当温位集中

・T=12、東から南東の風。日本海側は南西の風強まる。

・T=24、東から南東の風だが日本海側は南から南西向きの風速が強まる

・T=36、東日本は東から南東の風だが西日本は徐々に南西風

・T=48、日本海側から南西風のエリアが近づいてくる。

温位の集中帯はみられない。全体的に南から南西の風が強まる。19日以降は不安定が復活か。

まとめ

日本の東の高気圧がの影響は強く継続中。高気圧から回る南から南東向きの風は継続。これによってやや高い相当温位が移流するが雷雨リスクをもたらすほどのエネルギーは持たない見込み。西から気圧の谷の影響ははっきりとしてきました。日本海側は南西からの強い下層暖湿気348Kの流れ込みがある予想となっています。東日本では気圧の谷の影響がやや先のため不明瞭ですが19日ごろは顕著になりそうです。


【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトでのフライト評価は順当な評価だと思います。湿った空気の影響で朝は低い雲底。テイクオフが見えないレベル予想も頷けます。。ソアリング高度は1お昼過ぎによくなって午後にピークコンディションも納得。高度1500Mは日照時間に影響されてブレそうですがおおきな気象リスクは少ない気象条件。ソアリングコンディションといって良い予報。ストレスが少ないソアリングコンディション。エリアでお待ちしています。

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