8月10日(月曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想

11日(火曜日)グランボレのフライトコンディションは?
【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】
飛行可否 | 不可 |
おすすめ時間 | お勧めできません。 |
気象リスクについて | 台風接近による強風 |
予報信頼度 | 信頼できる |
講習生お勧めポイント | お勧めできません。 |
ソアリング・XCポイント | フライトチャンスは今日よりもありません。 |
明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。台風15号の上陸が高い可能性になっています。このためグランボレのある群馬県北部は台風の影響を強く受ける見込みです。
【パラグライダー気象予測の判断材料について】
・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!
【臨時:15号・16号の動向について】
・15号は東北地方南部から関東地方に上陸する見込みです。11日朝には日本に接近し、その後、11日夜にかけて東北南部~関東北部の太平洋側に上陸するおそれがある。台風は、12日朝にかけて、本州付近を西寄りに進む。台風の接近に伴い、非常に強い風が吹く予報です。台風が運んでくる湿った空気の影響で不安定な天気になることが予想されます、
・台風16号が発生北東へ向かっていますが転向して西へむかう予想進路となってきましたので注意が必要です。
・台風13号ドルフィンは南西諸島を通過して現在中国大陸に上陸し勢力を弱めています。地点にあります。



台風が西へ向かう大きな要因の一つに、日本のはるか東で非常に強い勢力を保った背の高い高気圧が存在することのようです。この高気圧が進路をブロックしやすくまたこの東の高気圧の噴き出す東の風にのって日本へ西向きの進路で接近するようです。
実際に300hpaでも普段予想資料として使用する500hPaでも日本のはるか東の高気圧はずっとあります。

【24時間予想天気図と実況天気図】


明日の予想図と今日の実況天気図です。台風16号は明日の朝には関東地方に接近して上陸する予報となりました。台風16号は現在のところ9KT(17km/h)で進んでいます。この後に日本のはるか東の高気圧の影響でやや速度を上げながら上陸する見込みです。最大風速は40KT(20m/s)と強い風です。接近前から十分な注意が必要です。後ほど高層図でもみますが、今日は上層に寒気が入っています。今日が不安定にならなかったのは上層が冷たく、乾いていたためでした。明日は台風によって暖かく湿った空気が運ばれてきますので本日よりも不安定な大気の状態になります。強い風。局地的な雨などに注意が必要です。
【数値予測モデルの比較】

明日の気象予測モデルはほぼ揃っているため信頼度の高い予報です。朝のうちはまだ日射があるものの風が強くなり、台風の接近とともに強い北風・北西風を予測しています。午後からは雨を予測しているモデルも多くなります。予測モデルのお話なので台風の進路予測モデルについても見ておきます。

ややばらついていますが、最も北の進路だと福島県あたりで上陸。その他は千葉県から茨城県ぐらいで上陸して西に真っ直ぐ向かいそうです。群馬県も進路上です。速度が遅いので注意が必要ですね。
【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。
日本付近のリッジとトラフ
・日本付近は弱いトラフ
・台風の影響
・日本海側にリッジが進んでくる
・朝鮮半島付近に高気圧中心があある。
サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)
・5880M高度線は不明瞭なった。
・朝鮮半島の北西部に中心があって日本海付近のリッジは継続している。
・カムチャッカの東に向けて強いリッジ。
・ふたったび日本のはるか東で5940m。背の高い高気圧が続く
寒冷渦
・継続してた寒冷渦は不明瞭になる予想。
・トラフとして残る。
・その東に強いリッジがあるためこの寒冷渦の影響はやや長引く可能性がある。
寒気・暖気
・500hPaマイナス6℃寒気は北海道の北まで北上し、上層に強い寒気は見られない。
まとめ
台風の進路に影響する日本のはるか東の高気圧は強い勢力で継続しています。この高気圧から南西向きの北東の風の影響と台風の風に乗って切り離されたような寒気が南下する動きが上層の気温解析ではみられます。この高層予想図では寒気はそれほど強くはありません。
【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温
・T=12、10日の夜にかけて日本に寒気が南下する。広範囲に及ぶ。マイナス6℃は北海道付近。
・T=24、11日の朝にかけて寒気がさらに南下して暖気が進んでくる。マイナス6℃は北海道のさらに北
700hPa湿域
・T=12、10日の夜にかけて700hPaで湿域(湿数が小さい)エリアは三陸沖に解析予想。
・T=24、11日の朝にかけて太平洋沿岸部に湿域が広がる。
700hPa上昇流・850hPa気温
・T=12、10日の夜にかけて関東北部から北陸にかけて寒気移流と上昇域を解析予想。
・T=24、11日の朝にかけて台風の接近にともない太平洋沿岸部で強い上昇域を解析予想。
・850hPaで18℃等温線は南西に広がる。広い範囲で18℃以上の予想
まとめ
上層にはやや冷たい空気が残る。寒気が切り離されたような形で残る部分もあるが、次第に西から暖気が押してくる。台風に由来する湿った空気の流れで中層に湿潤層が広がる見込み。徐々に700hPaの上昇域が東から西・南西へ移動して雲が広がる。局地的な雨となるかどうかは相当温位の移流もよく見ること。
【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布
・T=12、10日夜にかけてトラフの対応と台風の接近の影響で日本の広い範囲に正渦度分布がある。
・T=24、11日朝にかけて台風の影響もあって関東地方を中心に広い範囲で正渦度域が広がる。
850hPa気圧分布
・T=12、10日夜にかけて850hPa低圧部が東海地方の一部にある。
・T=24、11日朝にかけて台風の接近に伴い低圧部が関東地方にある。
850hPa降水予測
・T=12、10日夜にかけて東海地方の一部で降水解析が予測されている。 ・T=24、111日朝にかけて台風の中心部で強い降水を予測
まとめ
明日はトラフと台風の影響で上層に正渦度分布が広がります。上層にも雲が広がりやすく日射が遮られる時間もあります。台風が運んでくる湿った空気は東の高気圧の北東気流と重なるように吹くために進路の北側では強い風が吹く恐れがあります。
【日本850hPa相当温位・風予想図】

高相当温位
・T=12、北東からの低い相当温位の移流がある。
・太平洋沿岸部からやや高い相当温位の移流が広がる。
・台風中心付近は354kと非常に高い相当温位。
風速と風向き・前線・相当温位集中
・日本海側は低相当温位・太平洋側から内陸部は高相当温位というコントラストが明瞭。
・T=24、11日の朝にかけては東から高い相当温位が台風によってもたらされる。
まとめ
明日は台風の接近と通過によって暖かく湿った空気が運ばれてきます。接近から上陸にかけてが最も温位が高い状態です。その後は水蒸気の供給がなくなり相当温位は低くなりますが850hPa1500M付近で40KT近い風が吹くことが予想されています。地形上昇風の影響が考えられる山岳地域では局地的な風と雨の強まりに十分な注意が必要です。
【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトでのフライト評価はフライト不可。あすは我慢の日ですね。



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