8月12日(水曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想
- 小林晋

- 9 分前
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13日(木曜日)グランボレのフライトコンディションは?
【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】
飛行可否 | 可(ただし時間によっては雨の可能性あり) |
おすすめ時間 | 午前中の方が降水リスクが少ない。 |
気象リスクについて | 低い雲底高度。にわか雨。午後の雷雨リスクがやや高い |
予報信頼度 | やや信頼度に欠ける。 |
講習生お勧めポイント | 午前中の早い時間に雲底が上昇すれば穏やかなフライトの可能性がある。 |
ソアリング・XCポイント | 不安定な大気でソアリングチャンスはあるが、雲底高度は低い。 |
明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。明日は限定的ですがフライトできるチャンスがあると予想しています。グランボレも台風の影響が残ります。本日も非常に不安定な天候が続きましたが明日もその傾向が続きます。台風15号は熱帯低気圧となりましたがその熱帯低気圧と上空寒気の影響により、大気の状態が不安定な状態が続く予報となっています。グランボレのある群馬県北部では南からの湿った風の影響がありそうです。特に山岳地域は地形的な上昇風によって雲が発達しやすい予報傾向です。このため低い雲底高度や上層寒気の影響が強い場合は雷雨リスクが高まりますので十分注意してフライトするようにしましょう。
【パラグライダー気象予測の判断材料について】
・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!
【臨時:台風の動向について】
・15号は日本を横断したのち北陸若狭湾あたりで熱帯低気圧に変わった見込みです。
・台風16号が発生北東へ向かっています。この台風の影響はほとんどないようです。
・台風17号が新たに発生して進路を北にとり始めました。日本に近づく見込みがありますので注意してみていきましょう。


【実況天気図と予想天気図】


今日の実況天気図と明日の予想天気図です。台風15号は日本の西へ横断後に北陸地方の日本海側で熱帯低気圧に変わりました。速度はやや早くなって20KT(36km/h)。南西に進む予報となっています。日本は広い範囲で台風によって運ばれてきた暖かく湿った空気が残ります。日本のはるか東の高気圧の影響で南から南東の風が入りやすく湿った空気の影響が継続しそうです。上層に寒気が残り、下層の湿った空気と不安定な状態になる見込みです。雨が長時間続くようなことはなさそうですがにわか雨などに注意が必要です。
【数値予測モデルの比較】

明日の気象予測モデルの傾向です。群馬県北部は南風。雨が長時間持続するような予報ではありません。降水解析にについては予測モデルごとに差異があるため雨が降りやすい傾向という理解です。台風によってもたらされた湿った空気の影響。東の高気圧から吹き込む下層暖湿気と上層寒気の影響で東日本太平洋側ほど降りやすそうです。群馬県北部も数値予測初期値では午前中の早い時間は降らない予報ですが、降水解析を予測しているメンバーが多くみられることで雨は降りやすい傾向だと思います。午後からは雷雨を予想しているモデルが多いのでやはり不安定な大気の状態と考えておく方が良いと思います。

【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。
日本付近のリッジとトラフ
・北海道の東・千島近海に高気圧中心があってリッジ
・5700mマイナス12℃の寒気を伴うトラフがアムール川中流付近にあって東へ進んでいる。
サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)
・5880M高度線は不明瞭なった。
・日本海付近のリッジも不明瞭になっている
寒冷渦
・台風によって切り離された寒気がマイナス6℃でその周辺にあり寒冷渦となっている。
・シベリア付近5460mに寒冷渦。
寒気・暖気
・東日本から東北付近。500hPaでマイナス6℃とやや強い寒気が居座っている。
まとめ
明日も上層500hpa5820mでマイナス6℃とやや強い寒気が滞留しています。このため下層暖湿気の強まりによって大気の状態が非常に不安定になることが予想されます。雷雨リスクについては中層の鉛直流と湿数の小ささ、下層暖湿気の強さを合わせて考える必要がありそうです。
【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温
・T=12、12日の夜にかけて東日本から東北にかけてマイナス6℃の寒気が滞留する。
・T=24、13日の朝にかけて東日本から東北にかけてマイナス6℃の寒気が残る。 ・上層に暖気の移流はみられなくなるが東海地方沿岸部に暖気がはいる。
700hPa湿域
・T=12、12日の夜にかけて湿域が西日本の広範囲に広がる。
・T=24、13日の朝にかけて湿域が近畿地方に残る。
700hPa上昇流・850hPa気温
・T=12、12日の夜にかけて太平洋沿岸部の鉛直流解析で上昇域を予想。。
・T=24、13日の朝にかけて太平洋沿岸部でひきつづき上昇域を予想。
・850hPaでは日本の広い範囲で18℃等温線に覆われていて下層大気は暖かい。
まとめ
上層500hPaに寒気が切り離されたような形で寒冷渦ができています。引き続き暖かく湿った空気との作用で下層から上層にかけて非常に不安定な影響を与えそうです。台風に由来する湿った空気の流れと東からの高気圧の張り出しの影響で特に太平洋の沿岸部では中層には湿潤層が広がる見込み。局地的な雨、雷雨の可能性は収束範囲や相当温位の移流と強さもよく見ること。
【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布
・T=12、12日夜にかけて正渦度極大域が西へ移流する。
・T=24、13日朝にかけて正渦度極大域は弱まりつつ西へ移動。
・総じて日本付近は正渦度で上層に雲が広がりやすい傾向
850hPa気圧分布
・T=12、12日夜にかけて850hPa低圧部が山陰地方にある。東の高気圧が強い。
・T=24、13日朝にかけて850hPa低圧部が九州方面に移動する。東の高気圧が強い。
850hPa降水予測
・T=12、12日夜にかけて太平洋沿岸部で降水を解析予想。 ・T=24、13日朝にかけて関東地方沿岸部で降水を予想。
まとめ
明日の引き続き上層に正渦度分布が広がります。上層にも雲が広がりやすく特に朝のうちは気温が上昇しにくいので雲が低い高度に滞留しやすく日射が遮られる時間がありそうです。東の高気圧が強く南から南東向きに風が強化されそうです。この影響で下層暖湿気の移流が強まると不安定な天候になる可能性があります。
【日本850hPa相当温位・風予想図】

高相当温位
・T=12、12日の夜にかけて348K高相当温位が南東向きに太平洋沿岸部に進んでくる。
・T=24、13日の朝にかけて南東の風で336Kのやや高い相当温位が広い範囲で関東平野に向かう。
・南から南東の風で広い範囲にやや高い相当温位336Kから342Kの移流が継続する。
・T=35、13日の夜。移流継続
・T=48、14の朝。移流が継続する。
風速と風向き・前線・相当温位集中
・T=12、南から南東の風。日本の広い範囲で336K以上の相当温位。
・上記の傾向がT=48、14日朝まで続く予想。 ・三陸沖に温位の集中隊とシアラインがあって低気圧性の循環もみられる。
まとめ
明日は台暖かく湿った空気が運ばれてきます。日本の東の高気圧が強く。高気圧から回る南から南東向きの風が20KT以上とやや強いです。局地的な大雨というよりは上層の寒気の影響もあって、南東の風がぶつかりやすい山岳地域の南東斜面を中心に雷雨のリスクが強まりそうです。東日本付近は上層まで南風。いつもと違う雷雲の動きにも注意が必要です。
【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトでのフライト評価は一部の時間のみフライト可。雲底高度の低さと雷雨のリスクを受けて厳しい評価です。



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