8月13日(木曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想

14日(金曜日)グランボレのフライトコンディションは?
【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】
飛行可否 | 可(ただし常に降水リスクを伴う) |
おすすめ時間 | 午前中の早い時間の方が降水可能性は低い |
気象リスクについて | 低い雲底高度。にわか雨。午後の雷雨リスクがやや高い |
予報信頼度 | やや信頼度に欠ける。 |
講習生お勧めポイント | 午前中の早い時間に雲底が上昇すればフライトの可能性がある。 |
ソアリング・XCポイント | 不安定な大気でソアリングチャンスはあるが、雲底高度は低い。 |
明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。明日は限定的ですがフライトできるチャンスがあると予想しています。本日も非常に不安定な天候が続きましたが明日もその傾向が続きます。原因となるのは上空寒気が引き続き残ること。千島近海に中心がある高気圧から南回りに吹き込む暖かく湿った空気の影響があります。。グランボレのある群馬県北部では南からの湿った風の影響がありそうです。特に山岳地域は地形的な上昇風によって雲が発達しやすい予報傾向です。このため低い雲底高度や上層寒気の影響が強い場合は雷雨リスクが高まりますので十分注意してフライトするようにしましょう。
【パラグライダー気象予測の判断材料について】
・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!
【臨時:台風の動向について】
・台風17号は赤外画像でも真っ白です。雲が高くなりまとまっていることがわかります。進路を北にとり始めました。日本に近づく見込みがありますので注意してみていきましょう。
・台風16号が発生北東へ向かっています。この台風の影響はほとんどないようです。


【実況天気図と予想天気図】


今日の実況天気図と明日の予想天気図です。台風から変わった熱帯低気圧が北へ進み速度は遅くなって10KT(18km/h)。日本は千島近海に中心がある高気圧がやや東へ移動。日本への張り出します。東の高気圧の影響で南から南東の風が入りやすく湿った空気の影響が継続しそうです。さらに上層には強い寒気がのこります。下層の湿った空気と不安定な状態になる見込みです。雨が長時間続くようなことはなさそうですがにわか雨・場合によっては雷雨などに注意が必要な天候が予測されています。
【数値予測モデルの比較】

明日の気象予測モデルの傾向です。予測モデルごとに差異がありますが雨が降りやすい傾向です。これは大気の不安定な状態が継続するためだと考えられます。午前中は降水解析のないモデルもありますが、朝は露点差が小さく低い雲底高度になると予想されます。気圧配置にもほとんど動きがないため明日も本日と同じような天候が継続すると考えて良いと思います。
【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。
日本付近のリッジとトラフ
・北海道の東・千島近海に高気圧中心があってリッジ。5820m高度線が大きく北上。
・5700mマイナス12℃の寒気を伴うトラフがアムール川中流付近にあって東へ進んでいる。
・モンゴル付近に5580mマイナス18℃の寒気を伴うトラフ
サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)
・5880M高度線は不明瞭なった。
・日本海付近のリッジも不明瞭になっている
・強い亜熱帯高気圧が不明瞭。
寒冷渦
・台風によって切り離された寒気がマイナス6℃で東日本付近位の周辺にあり寒冷渦となっている。
・シベリア付近5460mに寒冷渦。
寒気・暖気
・東日本から東北付近。500hPaでマイナス6℃とやや強い寒気が居座っている。
まとめ
明日も上層500hpa5820mでマイナス6℃とやや強い寒気が滞留しています。このため下層暖湿気の強まりによって大気の状態が非常に不安定になることが予想されます。雷雨リスクについては中層の鉛直流と湿数の小ささ、下層暖湿気の強さを合わせて考える必要がありそうです。
【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温
・T=12、13日の夜にかけて東日本から東北にかけてマイナス6℃の寒気が滞留する。
・T=24、14日の朝にかけて東日本から東北にかけてマイナス6℃の寒気が残る。 ・上層に暖気の移流はみられなくなるが東海地方沿岸部に暖気がはいる。
700hPa湿域
・T=12、13日の夜にかけて湿域が関東地方に広がる予想。
・T=24、14日の朝にかけて湿域がみられなくなる。
700hPa上昇流・850hPa気温
・T=12、13日の夜にかけて太平洋沿岸部の鉛直流解析で上昇域を予想。。
・T=24、14日の朝にかけて太平洋沿岸部でひきつづき上昇域を予想。
・850hPaでは日本の広い範囲で18℃等温線に覆われていて下層大気は暖かい。
まとめ
上層500hPaに寒気強い寒気が引き続き残ります。暖かく湿った空気との作用で下層から上層にかけて非常に不安定な影響を与えそうです。東からの高気圧の張り出しの影響で特に太平洋の沿岸部では中層には湿潤層が広がる見込みで広い範囲で鉛直流解析で上昇域を予想。総じて大気の状態は不安定と考えて良いと思います。局地的な雨、雷雨の可能性は収束範囲や相当温位の移流と強さもよく見ること。
【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布
・T=12、13日夜にかけて正渦度極大域が西へ移動。。
・T=24、14日朝にかけて東日本の正渦度分布が見られなくなるが沿岸部に移流が継続する。
850hPa気圧分布
・T=12、13日夜にかけて850hPa低圧部台風から変わった熱低が朝鮮半島付近。東の高気圧が強い。
・T=24、14日朝にかけて850hPa低圧部が九州方面に移動する。東の高気圧が強い。
850hPa降水予測
・T=12、12日夜にかけて太平洋沿岸部で降水を解析予想。 ・T=24、13日朝にかけて関東地方沿岸部で降水を予想。
まとめ
上層の正渦度分布は西へ移動。関東の沿岸部に正渦度分布が見られる。上層の雲は減少傾向となる。地上の高気圧が強まって東の高気圧が強く南から南東向きに風が強化されそうです。
【日本850hPa相当温位・風予想図】

高相当温位
・T=12、13日の夜にかけて348K高相当温位が南東向きに東海地方沿岸部に進んでくる。
・T=24、14日の朝にかけて南東の風で342Kのやや高い相当温位が広い範囲で関東平野に向かう。
・南から南東の風で広い範囲にやや高い相当温位336Kから342Kの移流が継続する。
・T=35、14日の夜。移流継続
・T=48、15日の朝。やや弱まるが移流が継続する。
風速と風向き・前線・相当温位集中
・T=12、南から南東の風。日本の広い範囲で336K以上の相当温位。
・上記の傾向がT=48、15日朝まで続く予想。
・ただし15日朝にかけて風速は治っていく傾向が見られる。 ・三陸沖に温位の集中隊とシアラインが継続しており低気圧性の循環もみられる。
まとめ
日本の東の高気圧が強く、高気圧から回る南から南東向きの風が20KT以上とやや強いです。336から342Kのやや高い相当温位ん移流が続きます。南東の風がぶつかりやすい山岳地域の南東斜面を中心に雷雨のリスクが強まりそうです。東日本付近は上層まで南風。いつもと違う雷雲の動きにも注意が必要です。この傾向は明日以降15日土曜日朝ぐらいまで継続します。ただし徐々に南から南東の風が弱まってくるので下層暖湿気の移流も徐々におさまってくると期待しています。
【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトでのフライト評価はフライト不可。雲底高度の低さと降水リスクを受けて厳しい評価です。雷雨の可能性は低く評価されています。



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