8月15日(土曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想
- 小林晋

- 2 日前
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更新日:12 時間前
16日(日曜日)グランボレのフライトコンディションは?
【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】
飛行可否 | 可。 |
おすすめ時間 | 終日おすすめできる。 |
気象リスクについて | 朝のうちの低い雲底高度。日中はやや風が強まるが大きな気象リスクはみられない。 |
予報信頼度 | 信頼できる |
講習生お勧めポイント | 早い時間に雲底が上昇する見込み。フライト可能性がある。 基礎練習からお昼頃のソアリング講習。 |
ソアリング・XCポイント | 湿った空気の影響をうけつつ、ソアリングチャンスあり。ソアリング高度は1300M以上を予想。1500m付近の温度層を超えると雲底高度か。XCをふくめて広範囲への移動は厳しいがリスクの少ないソアリングを楽しめそうです。 |
明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。引き続き千島近海に中心がある高気圧に覆われます。南回りに吹き込む暖かく湿った空気の影響は続きますが、上層寒気が北上傾向にあることで関東地方の大気の不安定度は落ち着いてくる見込みです。グランボレのある群馬県北部では南からの湿った風の影響がありそうです。下層暖湿気の流れ込みの強さに本日の降水の影響で朝のうちは低い雲の影響を受けそうですが、気温の上昇とともに解消する見込みでです。湿った空気の影響で曇りがちですが日射もある程度期待できそうなのでソアリングの可能性もあると思います。
【パラグライダー気象予測の判断材料について】
・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!
【実況天気図と予想天気図など】



現在のひまわり衛星画像、実況天気図と予想天気図です。ひまわりの衛生画像では関東の北部や中部地方に発達している雲があります。また東シナ海にある低気圧に対応して九州地方にも発達中の雲があります。台風から変わった熱帯低気圧がほとんど停滞して明日は不明瞭になります。変わって東シナ海から低気圧が東へ進んでくる見込みとなっています。千島近海に中心がある高気圧は東へ離れますが高気圧が東へ張り出す影響で南から南東の風が入りやすく湿った空気の影響は継続しそうです。オホーツク海に新たに高気圧が発生しました。日本は北から東で高気圧が強く西に低圧部が多い状態です。太平洋おきに熱帯低気圧があります。北の二つは東へ進んでいる模様で現在のところ日本への直接の影響はなさそうです。
【数値予測モデルの比較】

明日の気象予測モデルの傾向です。予測モデルによって大きな差は見られなくなりましたので信頼感のある予報と言って良いと思います。大きな傾向は朝のうちはやや雲が多いこと。日中は南から南東の風。風速はあまり強くならないこと。降水解析予想はありません。雲量についてのばらつきはこの後高層専門図の予想でも考えてみましょう。この予報傾向ならフライト&ソアリングGOで良さそうですね!
【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。
日本付近のリッジとトラフ
・千島近海に高気圧中心があってリッジ継続。5820m高度線がカムチャッカ付近まで北上。
・日本の南、東海地方沿岸部に高気圧中心が出現
・5820mで朝鮮半島付近のトラフがやや深まった。
・5700mマイナス12℃の寒気を伴うトラフがアムール川中流付近にあって東へ進んでいる。
サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)
・5880M高度線は不明瞭。
・日本海付近のリッジも不明瞭になっている
・強い亜熱帯高気圧が不明瞭。
寒冷渦
・シベリア付近5460mに寒冷渦があるが小さくなった。
・カムチャッカの東、アリューシャン付近に寒冷渦が新たに形成して継続中。
・その東に5940mの背の高いリッジ。
寒気・暖気
・マイナス6℃の寒気は北上しつつ東北北部と三陸沖へ離れていく。
まとめ
不安定な天候の大きな要因の一つだった500hPa上層の寒気、マイナス6℃という強い寒気がようやく関東北部から離れて東北方面へ北上、また太平洋沖へはなれていきます。寒気がいなくなったということではありませんが不安定な状態が解消しつつあると予想して良いと思います。実際の待機の状態は下層暖湿気の移流の強さ、中層の湿潤空気の影響なども併せて考えましょう。
【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温
・T=12、15日の夜にかけてマイナス6℃の寒気が東北北部へ北上する
・T=24、16日の朝にかけて東北北部にはマイナス6℃の寒気が引き続き残る。 ・関東の地方まで南下していた寒気は北上傾向にありかつ西へ移動している。
700hPa湿域
・T=12、15日の夜にかけて湿域が中部地方に広がる予想。
・T=24、16日の朝にかけて湿域が近畿地方の一部に広がる。
・総じて湿域の解析予想では中層は乾いた空気に変わってくる。
700hPa上昇流・850hPa気温
・T=12、15日の夜にかけて日本の広い範囲で上昇域を予想。。
・T=24、16日の朝にかけて上昇域が広範囲に及ぶ予想となっている。
・850hPaでは日本の広い範囲で18℃等温線に覆われていて下層大気は暖かい。
まとめ
上層500hPaの残留寒気の影響は弱く解消の方向へ向かっているとみて良い。中層では湿域はあまり広がらない予想のため乾燥した空気に変わってくる段階です。ただし鉛直流解析予想では上昇域が解析されているために雲は多そうな予想傾向です。雷雨等大きな気象リスクにはならなそうです。
【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布
・T=12、15日夜にかけて東北の日本海側に正渦度が見られる。
・T=24、16日朝にかけて東北から北海道の日本海側で正渦度分布がみられる。
・総じて16日にかけて上層の正渦度分布はみられなくなる。
850hPa気圧分布
・T=12、15日夜に目立った低圧部は日本付近にみられない。
・T=24、16日朝にかけてめだった低圧部は日本付近にみられない。
850hPa降水予測
・T=12、15日夜にかけて近畿地方で降水を解析予想。 ・T=24、16日朝にかけて中部・近畿地方で降水を予想。
・東日本では降水予想が目立たなくなった。
まとめ
上層の正渦度分布はみられなくなる予想となり、上層の雲は広がりにくくなると予想できる。日本付近は目立った低圧部はみられなくなり千島近海の高気圧の張り出しの影響を受ける。
【日本850hPa相当温位・風予想図】

高相当温位
・T=12、15日の夜にかけて関東付近は324Kと比較的低い相当温位が東から進んでくる。
・T=24、16日の朝にかけて関東付近は336K、中部から近畿にかけて342K。
・南から南東の風で広い範囲にやや高い相当温位336Kから342Kの移流が継続する。
・T=35、16日の夜。324Kから336K。
・T=48、17日の朝。330K。
15日夜から17日朝にかけて徐々に下層暖湿気の移流は弱まる傾向にある。
風速と風向き・前線・相当温位集中
・T=12、東から南東の風。
・T=48、東から南東の風が続く傾向 ・温位の集中帯は内陸部に移動。
まとめ
日本の東の高気圧がの影響は強く継続中。高気圧から回る南から南東向きの風が20KT以上の風はみられなくなってきています。相当温位も低くなるよそうです。17日に朝にかけて330Kまで低くなります。明日まではやや高い相当温位。下層に暖かい空気が移流して中層にかけて上層して雲を作りそうです。ただし上層の寒気が弱まる分CINに達しやすくなり不安定度は落ち着く見込みです。
【ソアリング予報など】

ソアリング予報サイトでのフライト評価は高評価と言って良いと思います。ソアリング高度は1500Mで雲底高度。大きな気象リスクも予想されていません。サーマル高度の予測は難しいですが、気温とエマグラムを見比べると1300Mから1500M ぐらいの間ではないでしょうか?スカイサイトは高評価。エマグラムはもう少し低めの予報です。



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