top of page

8月9日(日曜日)明日のグランボレ: パラグライダー気象予測と飛行予想

  • 執筆者の写真: 小林晋
    小林晋
  • 8月9日
  • 読了時間: 6分

10日(月曜日)グランボレのフライトコンディションは?


【パラグライダー気象予測とフライトコンディション予想まとめ】

飛行可否

フライト不可

おすすめ時間

涼しい時間に限りライズアップの練習が可能

気象リスクについて

北風のつよまり。

予報信頼度

信頼できる。

講習生お勧めポイント

ライズアップの練習をしばらくしていない人はおすすめです。

ソアリング・XCポイント

フライト可能性は低いです。

明日のグランボレパラグライダー気象予測のまとめです。あすも引き続き不安定な大気の状態がつづきます。前線の影響や湿った空気、そして日中の気温上昇などによって大気の状態は不安定です。上層では気圧の谷が通過します。その影響でグランボレのある群馬県北部は北風の可能性が高いです。南から南東向きのグランボレではフライトに適さない風向きになることが予想されます。


【パラグライダー気象予測の判断材料について】

・小林の学習と実践。専門用語と長い文章。おそらく間違いもあります。 ・パラグライダーの気象に興味のある方はご覧ください!


【臨時:台風13号・15号の動向について】

・台風13号ドルフィンは南西諸島を通過して現在中国大陸に上陸する地点にあります。

・15号は東北地方に上陸する可能性が高くなり、今後の動きによってグランボレにも大きな影響があるため注意してみています。

・台風16号が発生北東へ向かっています。





【24時間予想天気図と実況天気図

明日の予想図と今日の実況天気図です。カムチャッカ半島から千島近海、北海道の東に前線が伸びて停滞しています。上層のトラフは寒気を運んできて加工させるため低気圧としては衰退。前線も次第に不明瞭になる見込みで明日の予想天気図では不明瞭になっています。日本恩はるか東に位置する高気圧に阻まれて台風15号は進路を西にとって東北地方に接近する見込みです。日本海から進んできる高気圧の前面で北からの風が吹きやすく台風からは東回りの風も入りやすくなり、局地的な風の収束が起こる可可能性もあって引き続き大気の状態は不安定です。


【数値予測モデルの比較】


明日の気象予測モデルはほぼ揃っているため信頼度の高い予報です。よく晴れそうですが残念なことに北風です。気温の上昇率はおそらく上層の雲の少なさを反映して地表がかなり温められて昇温するためでしょう。このため午後は風が強くなる可能性が高い予測モデルとなっています。


【アジア太平洋500hPa高度・気温・風予想図】

明日の500hPaの予想図です。

日本付近のリッジとトラフ

・日本付近はトラフが明瞭になる。

・日本海側にリッジが進んでくる

・朝鮮半島付近に高気圧中心があある。

サブハイ(亜熱帯高気圧・太平洋高気圧)

・5880M高度線は不明瞭なった。

・西日本の高気圧中心。

・カムチャッカの東に向けて強いリッジ。

・ふたったび日本のはるか東で5940m。背の高い高気圧が続く

寒冷渦

・サハリンからオホーツク海にかけて5700mマイナス18℃の寒気を伴う寒冷渦が明瞭化。

・その東に強いリッジがあるためこの寒冷渦の影響はやや長引く可能性がある。

寒気・暖気

・500hPaマイナス6℃寒気の南下がはっきりとしてきました。東北南部ぐらいまで南下。

まとめ

明日の方トラフが日本を通過して西にリッジ。東にトラフの東谷傾向。日本はリッジ前面トラフ後面の北から北西の風が吹きやすい場となります、寒気の影響もややはっきりとする可能性があります。台風から回り込む風がどのぐらい影響があるかはさらに中層・下層の専門図を参考にしましょう。


【極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図】

500hPa気温

・T=12、9日の夜にかけて東北地方南部付近までマイナス6℃の寒気が南下する。

・T=24、10日の朝にかけてマイナス6℃が南下する予想。三陸沖付近に進んでくる。

700hPa湿域

・T=12、9日の夜にかけて700hPaで湿域(湿数が小さい)エリアは解析予測はされていない。

・T=24、10日の朝にかけて三陸沖に湿域が広がる。

・ただし数値上の解析なので明日の観測値はあらためて注意する必要がある。

700hPa上昇流・850hPa気温

・T=12、9日の夜にかけて日本の広い範囲で700hPa上昇流を解析予測している。

・T=24、10日の朝にかけて東日本中心に上昇流が弱まる解析予測となっています。

・850hPaで18℃等温線は南下傾向。

・T=24、10日の朝にかけてやや北から暖気が押し下げられる。

まとめ

上層にはやや冷たい空気が入るので不安定要素はあるが、中層に湿潤層がみられず雲は少なめ。徐々に700hPaの上昇域も治ってくる傾向が予想されていますしたがって明日は中層から上層にむかう不安定な大気状態はやや落ち着いてくる可能性があります。雲が少ないと日射が強まり対流が強くなる可能性が残るので他の要素も合わせて大気の状態を見ていきます。


【極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図】

正渦度分布

・T=12、9日夜にかけて正渦度域が寒冷渦から伸びるトラフに対応して分布。

・T=24、10日朝にかけてトラフが東へ通過して台風に向かう。

・トラフに沿って正渦度域が広がる。

850hPa気圧分布

・T=12、9日夜にかけて東北地方日本海側に低圧部がある

・T=24、10日朝にかけて低圧部は解消する。

850hPa降水予測

・T=12、9日夜にかけて近畿地方、東海地方の一部で降水解析が予測されている。 ・T=24、10日朝にかけて東北の一部・関東の一部で降水解析が予測。

・ただし台風近辺は除く。

まとめ

明日はトラフが通過します。正渦度分布があまり広がらない予測のため上層に雲は少なく大きな天候の崩れはない模様です。


【日本850hPa相当温位・風予想図】


高相当温位

・T=12、9日夜にかけて348K高相当温位が東日本に広がっている。

・T=24、10日朝にかけて348K高相当温位が一時的に見られなくなる。

・T=36、T=48西日本、そして台風の接近に伴い太平洋沿岸部に広がる。

風速と風向き・前線・相当温位集中

・日本海側に温位の集中バンドがあり306Kから342Kが集中している。

・その集中帯が明日は徐々に南下する。

・そのため日本海側は低相当温位・太平洋側から内陸部は高相当温位というコントラストが明瞭になる。

まとめ

あすは南からの下層暖湿気移流という場ではありません。ただし時間の経過ともに台風の影響か湿った空気が再び日本の太平洋沿岸部からひろがり特に内陸部では高相当温位348Kが広がるようになります。そのため明日は下層暖湿気・昇温・中層で上昇という不安定は落ち着く可能性が高いです。



【ソアリング予報など】


ソアリング予報サイトでのソアリング評価はかなり厳しい評価です。朝から雲底が低くお昼前に雷雨の予測です。上層の雲もやや多い予報となっています。


コメント


bottom of page